ベトナム
豊かな文化と自然を有する活気ある国
 東南アジアの中央部に位置しているベトナムは、南北に広がったS字の形をしており、北部、中部、南部とそれぞれに豊かな文化と自然を有している。北部にあり、千年の長い歴史を持つ首都ハノイ。市内には川と湖が点在し、街路樹も多く落ち着いた雰囲気が漂う。旧市街にはシルク製品や陶磁器、漆絵などの伝統工芸品が軒を連ねる。フランス統治時代に建てられた欧風の建物も点在しており、各時代の歴史的建造物が多く残されている。ベトナムの平均年齢30歳と比較的若年人口が多い国であり、かつ高い経済成長を遂げている。 弊社はハノイ市に「VINACAD」「VINA ARCHI」と、ゲアン省に「VINAWHITE」を有しており、勤勉で人情深く、若くて優秀な社員と共に事業を展開している。
漆絵
ベトナム北部は、知る人ぞ知る漆の産地です。ベトナムにおける漆器の歴史は大変古く、独自の文化を遂げてきました。その中でも漆絵は、様々な表現技法が発展し、現代絵画として親しまれています。
現在、ベトナム ハノイを中心に活躍している画家 レー・バン・ティン氏。
彼は卵の殻と貝殻を使った漆絵を描いている。この彼の作品を見ていると、様々な思いが伝わって来る。
彼の独特なスタイルは、とても真似できるとは思えない程の技法である。この卵の殻と貝殻を使った漆絵は、「白い漆絵」とも呼ばれているが、この作品は日本の家にもとても良く合う。
画家
Lê Văn Thìn(レー・バン・ティン)

1952年生まれ ベトナム ハノイ市在住
1981年 ベトナム美術大学卒業
ベトナム美術協会会員
ハノイ工科大学 工業デザイン学部講師

これまでに出展した展示会
フィリップモリスアジア1988,1999,2000
パリインターナショナルアートフェア2005
北京インターナショナルアートビエンナーレ2010
ソウルインターナショナルアートフェア2015
その他ベトナムでのアート展に多数出展

ベトナム国立美術館をはじめ、イギリス、フランス、アメリカ、香港、中国、日本など数多くの国で彼の作品は所蔵されている
銀細工
独特で繊細さが求められる銀細工は、ひとつひとつ手で丁寧に仕上げられています。
ベトナムでの銀細工の歴史は古く、およそ800年とも言われています。
この伝統的な職人技は、先祖代々受け継がれていることが多いが、今では、その職人の数も減りつつある。
そんな中、この伝統を後世へ受け継いで行こうと技術を身に付けるため日々取り組んでいる若者たちもいる。