矢橋工業株式会社

生産本部

石灰が秘めている可能性を開発し、製品をつくる
石灰石を原料とするあらゆる製品の製造販売を主業務としている矢橋工業。鉄鋼、非鉄金属、化学、土木、建築、農業、医薬、食品、先端技術、そして環境分野にと、石灰は多様に使われている。例えば硫黄酸化物や塩化水素ガスの除去など大気汚染の防止、工業・生活排水の浄化、酸性土壌の中和や有機物の分解などで、環境の保全や浄化に貢献している。矢橋工業は、石灰が秘めている可能性をさらに開発し、人間と地球環境にやさしい製品を社会に還元していく。

生産技術部

矢橋工業各部門の技術にかかわる、あらゆる問題をハードとソフトの両面から支える、指令塔的な業務を行っている。
生産技術企画
<設備機器及び施設に関する新技術調査と開発>
<製造技術の開発及び改良・改造計画の立案と支援>
<省エネルギー推進・コスト削減の支援>
<技術・設備に関する諸活動の教育支援>

赤坂事業部

赤坂事業部は乙女坂工場と大久保工場を擁し、両工場で各種石灰製品の製造を行っている。乙女坂工場で製造している主力製品は、生石灰、消石灰、軽質炭酸カルシウムなどである。生石灰は鉄鋼や化学工業など重化学工業分野で広範囲に使われている。主要用途は、鉄鋼、製紙、土木・肥料など。消石灰は環境関連分野でのニーズが高く、公害防止などに役立っている。主要用途はゴミ焼却場の排煙処理、排水処理、土木、肥料など。軽質炭酸カルシウムは白色度の高さと粒子の形状に特徴がある。主要用途は製紙、ゴム・樹脂、塗料、食品添加物など。
大久保工場で製造している主力製品は、配合石灰、土質改良材である。配合石灰は石灰系精錬剤で、粉状品、粒状品と造粒品(ブリケット品)があり、主に鉄鋼、自動車関連分野で使われている。主要用途は、鉄鋼、鋳鉄分野など。
土質改良材は石灰系固化材で、特に軟弱地盤の改良に有効である。建設・土木分野で使われ、主要用途は軟弱土の改良、宅地造成、道路、空港、建物の基礎工事、残土リサイクルなど。

名古屋事業部

名古屋工場は、1969年、愛知県東海市にある富士製鐵株式會社(現・新日鐵住金株式会社)名古屋製鐵所に生石灰を納入するため開設した。名古屋工場では、ロータリーキルン1基とコマ式石灰炉4基が稼働し、製鋼用、焼結用の生石灰を製造している。原料の石灰石は岐阜県大垣市赤坂町にある金生山で採掘され、専用貨車にて西濃鉄道ーJR貨物ー名古屋臨海鉄道により、乙女坂工場から名古屋工場に運ばれている。